【建設会社監修】老後も安心!お風呂のリフォームのチェックすべきポイント【バリアフリー化】
お風呂リフォームで快適なバスタイムを
一日の疲れを癒すお風呂は、住まいの中でもとくに重要な空間です。老朽化や使い勝手の悪さ、寒さやカビ対策など、さまざまな理由でお風呂のリフォームを検討する方が増えています。特に高齢化社会に伴いバリアフリー化の要望が特に近年多くなっています。ここでは、お風呂リフォーム・バリアフリーの基本情報や注意点、成功させるためのポイントをご紹介します。
お風呂リフォームの主な種類
- ユニットバスの交換:最も一般的なリフォーム。最新のユニットバスは断熱性や掃除のしやすさが格段に向上しています。
- 在来浴室からユニットバスへ:昔ながらのタイル張りのお風呂を、漏水リスクの少ないユニットバスに変更。
- 浴室拡張:隣接する脱衣所や収納を縮小し、広々とした浴室にリフォーム。
お風呂リフォームの費用相場
費用は選ぶ仕様や工事内容により大きく異なりますが、ユニットバスの交換であれば約80万円〜150万円が一般的な相場です。浴室拡張や在来工法からの変更を伴う場合は、200万円を超えるケースもあります。
お風呂リフォームを成功させるためのポイント
- 断熱性の向上:ヒートショック対策として、断熱材や断熱浴槽を取り入れましょう。
- お手入れのしやすさ:壁や床に汚れがつきにくい素材を選ぶと掃除がラクに。
- バリアフリー設計:将来を見据えた手すり設置や段差解消もおすすめです。
- 窓や換気設備:湿気対策には換気性能の高い設備や二重窓の導入が有効です。
リフォーム前に確認しておくべきこと
- 浴室サイズの確認(間取りに収まるサイズのユニットがあるか)
- 給湯器の能力(追い焚き機能や高温差し湯が可能か)
- 床下の状況(老朽化していないか、防水性に問題がないか)
【老後も安心】お風呂のバリアフリー化がおすすめの理由
人生100年時代と言われる現代において、住まいの快適性はますます重要になっています。特に、毎日利用するお風呂場は、高齢になると危険が潜んでいる場所でもあります。今回は、老後も安心して入浴を楽しむために、お風呂のバリアフリー化がなぜおすすめなのか、その理由を詳しく解説します。
なぜ老後にお風呂のバリアフリー化が必要なのか?
高齢になると、体力や運動能力、視力などが低下し、日常生活における動作が困難になることがあります。特に、濡れて滑りやすいお風呂場では、転倒やヒートショックといった事故のリスクが高まります。
- 転倒リスクの増加: バランス感覚の衰えや筋力低下により、浴槽への出入りや洗い場での移動が不安定になりがちです。
- ヒートショックの危険性: 急激な温度変化は、血圧の急変動を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中につながる可能性があります。
- 動作の負担増加: 浴槽を跨ぐ、床に座るといった動作が、膝や腰に大きな負担となることがあります。
これらのリスクを軽減し、安全で快適な入浴環境を整えるために、お風呂のバリアフリー化は非常に有効な手段となるのです。
お風呂のバリアフリー化で得られるメリット
お風呂をバリアフリー化することで、以下のような多くのメリットが得られます。
- 転倒防止による安全性向上
- 手すりの設置:浴槽への出入りや立ち座り、洗い場での移動をサポートし、転倒リスクを軽減します。
- 滑りにくい床材への変更:濡れた状態でも滑りにくい素材を使用することで、足元を安全に保ちます。
- 段差の解消:洗い場と浴槽の間の段差や、洗い場への入り口の段差をなくすことで、つまずきを防ぎます。
 
- ヒートショック対策
- 浴室暖房の設置:入浴前に浴室を暖めておくことで、急激な温度変化を緩和し、ヒートショックのリスクを低減します。
- 断熱性の高い浴槽への変更:お湯の温度を保ちやすくすることで、追い焚きの回数を減らし、温度変化を緩やかにします。
 
- 動作の負担軽減と自立支援
- 浴槽への出入りがしやすい形状の浴槽:またぎやすい低い浴槽や、洗い場からスムーズに移動できるステップ付きの浴槽などが有効です。
- シャワーチェアの設置:座って体を洗うことができるため、立ち続ける負担を軽減します。
- 開き戸から引き戸への変更:開閉スペースが不要になり、介助が必要な場合でも出入りがしやすくなります。
 
- 将来への安心感
- バリアフリー化されたお風呂は、年齢を重ねても安心して使い続けることができます。介護が必要になった場合でも、介助者の負担を軽減することにつながります。
 
バリアフリー化のポイントと注意点
お風呂のバリアフリー化を行う際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 専門家への相談: 自身の身体状況や住まいの状況に合わせて、最適なプランを専門家と相談することが大切です。
- 補助金の活用: バリアフリーリフォームには、自治体によっては補助金制度が利用できる場合があります。事前に確認してみましょう。
- 将来のことも考慮: 将来的に介護が必要になる可能性も考慮して、手すりの位置やドアの形状などを検討しましょう。
- 使いやすさの確認: リフォーム後には、実際に使用してみて、使いやすいかどうかを確認しましょう。
まとめ
お風呂のバリアフリー化は、高齢になった時の安全性を高めるだけでなく、日々の入浴をより快適で心地よいものにしてくれます。早めの対策が、老後の安心につながります。ぜひ、ご自身のライフプランに合わせて、お風呂のバリアフリー化を検討してみてはいかがでしょうか。
お風呂リフォームで暮らしを快適に
お風呂のリフォームは、日々の暮らしの質を大きく高めてくれる投資です。断熱・バリアフリー・掃除のしやすさといった観点から、自分たちのライフスタイルに合った浴室を計画しましょう。信頼できる施工業者との丁寧な打ち合わせが、成功への第一歩です。
鹿児島県曽於郡の有限会社アキ建設は、40年以上経験ある大工職人のいる工務店です。
 鹿児島県の都城/串間/垂水/志布志/南大隅町/肝付エリアに対応しています。
 お風呂のリフォームはぜひ当社にご相談ください。ご相談・現地調査は無料です。



